反撃能力は全く意味を成しません。

まずは敵基地攻撃能力です。
「攻撃」という言葉が嫌だったのか、
反撃能力ということにしている
見たいですが、前者の方がより性格には
適した言葉と考えます。

〈引用：www.nishinippon.co.jp〉

この敵基地攻撃能力の抑止力の薄い側面を
重視して、先制攻撃にはあたらないなどと、
平和の党を自認しておられる公明党らしい
玉虫色の判断をでっち上げて、与党合意を
されました。まあ、こも人たちはこんな
もんです。

ここで、基本的に日本単独で効果的な
良き視力を持つ事は不可能です。
これは本サイトでは何度も書きましたが、
日本の防衛の対象は東アジアの国々からを
想定しています。具体的には中国、ロシア、
北朝鮮です。その他の地域から攻撃される
事は想定外ですし、現実的にも限りなく
「０」に近いでしょう。
そのような国々の中で、中国、ロシアの
武力に対して、日本単独で持つ抑止力として
有効な軍備を整える事は、未来永劫無理です。
両国の軍備が圧倒的に勝っているからです。
北朝鮮が何か事を起こす時は、差し違える
覚悟がないと、できません。
それくらいは狂ったボクちゃんでも
理解しているはずです。
そうなれば、抑止力という概念は自体が
無力です。
それでは、こんな環境では、抑止力という
考え方は無力です。
それでも、敵基地攻撃能力に抑止力がある、
という考え方は全く理解できません。

日本を攻撃する事は、日米と戦争をする、と
いう事です。それは相手が中国だろうが、
ロシアだろうが、同じ事です。
これが日米安保です。
日本から仕掛ける事は、ありませんから、
先生攻撃をした国も自国が無傷で済む、
などという事は、微塵も考えていない筈です。

そんな対象への「抑止力」ってどれだけの
効果があるんでしょうか？

唯一にして最強の抑止力と考えられているのが
「核兵器」です。
ただ、現実的に世界核戦争になる事は
どの国も望んでいないはずです。
それは、仮に日本が核攻撃を受けた際にも
米国はこのような思考だと思います。
そうなれば、例えどこかの狂った国が
核を使ったとしても、それに応戦する
２、３発の核兵器の使用に止まるはずです。

このような起こりうる可能性の高い
シナリオ内で、核の抑止力も非常に限定的と
言わざるを得ません。
ウクライナにソ連時代の核兵器をそのまま
所有していたら、ロシアの侵攻は、本当に
未然に防げたのでしょうか？
ウクライナはロシア国内に向けて、核爆弾を
打ったのでしょうか？
甚だ懐疑的です。

「反撃」っていつの段階でするのか、
よく分かりません。日本に向けてミサイルが
発射準備に入った時？
それとももっと前の計画を立案された時？
それほどのインテリジェンスの能力が
日本にありますか？他国（同盟国でも）の
情報で、どこかの国にミサイルを打つ判断を
下す事は可能ですか？
また、移動式や地下基地を正確に把握して、
「反撃」をする事は可能だと、本気で
考えているのでしょうか？
一斉に何十発もミサイルを飛んできたとしたら
全ての基地を特定して「反撃」する事は
ほぼほぼ無理でしょう。
それでも、黙って打たれるままにするよりは
多少でも「反撃」した方が、マシだ的な
思考なんでしょうか？

もし、一斉に何十発が飛んでくる
事態になれば、反撃能力云々ではなくて、
全面戦争です。思いつくかぎるの有効な施設に
手当たり次第に攻撃することになります。
「反撃能力」なんて悠長な話ではありません。

これらの事から、現時点、現思考のままでの
敵基地攻撃能力（反撃能力）」は、
無理矢理、先制攻撃では無い、の論理を
導いてまでの効果は、ほぼ無い、と
結論付けます。

あるとすれば、「国を守っています」体を
整える程度だけです。

いかがでしょうか？
与党の皆様、「反撃」を待っております。


１２／２２　昼ご飯　・うどん


１２／２２　晩ご飯　・ブリ大根
・焼き餃子　・ブロッコリーの玉子和え

今日は本当に寒かった・・・
雪が降る地域で読んで頂いて方は、
くれぐれもご注意ください。
コロナもだんだん増えてきています。
用心するに越した事はありません。

では、次回まで、ご機嫌様。
ご自愛くださいませ。