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辺野古「代執行訴訟」判決は容認できません [社会系]

辺野古「代執行訴訟」の判決が出ました。
国の主張が認められました。
そうなれば代執行やむなしです。
代執行は本制度下では初めての事例に
なるそうです。
AS20170415000369_comm.jpg
〈引用:朝日新聞デジタル〉

判決の要旨の新聞掲載では、
国と地方との行政分担の法律的な
解釈が主となっていました。

日本の外交、防衛の最も重要である
米軍基地の問題を司法ができることは
限定的であることは
十分理解していますが、
沖縄県という特殊な環境下にある地域を
全国一律の法律論のみで判断してしまう
ことも、かなり無理があるのでは
ないでしょうか?
また、辺野古への移設は世界一危険な
普天間基地の周辺住民に安全確保に為の
政策を正当性の根拠にしていましたが、
現時点でも普天間基地は通常通りに
稼働して、危険な状態は続いています。
当然、裁判中とか、判決が移設を阻む
障害がほぼなくなったとは言え、
基地の稼働を縮小したり、一時停止を
したりすることは、決してありません。
そのような状況の米軍基地の存在に
司法が移設のお墨付きを与える根拠の
大きな要素にしてしまったことはにも
相当な違和感があります。

沖縄県の民意が反対VS賛成にきっちり
色分けできるわけではないことも
承知しています。
国が札束をちらつかせて、
民意を誘導しているいることも、
借地代を受け取っている地権者の矛盾も
米軍基地があることで、攻撃対象にされて
しまうかもしれない不安と
中国の抑止力との間での葛藤も、
頭では理解しているつもりです。
ただ、米軍の存在が日本、ひいては
東アジアの平和に貢献している、という
基地容認論には、小生は与しません。

米軍が想定している中国はいざという時に
腰が引けている可能性が大きいのか、と
感じています。特に「軍事面では・・・」
これは今回の判決とは別の視点ですので
また、次回にさせてください。

今回は「付言」で沖縄県の心情を考慮して
「話し合いでの解決をしてください」的な
文言がありました。
紙面上で専門家の意見では、評価するような
記事になっていましたが、
戦後、ズーーーーーーーーーーーーーーーと
話し合いはしてきているはずです。
圧倒的に力関係の異なる国と県が
まともな話し合いができることが無いことを
証明する年月、時間経です。
「心情的には理解できる」という判決の
エクスキューズであることは確定です。

三権分立ては言え、法律の限界を
感じずにはおられません。

韓国の司法は国の政策を無視してでも、
判決が世論の喚起を促したい、という
使命、役割を確実行使するしています。

日本の司法はどこまでいっても
国の機関であることにあり、
最終的には国の側での判決に
なってしまうことを再認識しました。

めっちゃ寒い・・・
雪が降っている地域の方は
くれぐれも注意ください。

では、次回まで、御機嫌様。
ご自愛くださいませ。

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