キッシーが強行日程で行ったNPTはほぼ価値はありません

国内外でコロナを含めて問題山積の中、

強行日程でNPTの再検討会議に出席され、

スピーチまでされましたが、

誰に向かっての核兵器廃絶の

アピールなんでしょうか？

よくわかりません・・・

〈引用：www3.nhk.or.jp〉

非核保有国で合意をされ、批准された

核兵器禁止条約には参加しない、の判断。

当然、参加できませんよ！！

日本は米国の核の傘の下で

守られているのが、最大の原因です。

ただ、似たような立場のドイツは

オブザーバーとして、

総会には参加しています。


日本の立場は諸外国にはどう理解されて

いるんでしょうか？

ロシアによるウクライナ侵攻前は、

核兵器の実相を示して、被爆後の悲惨な

状態をアピールすることで、

「使用されざる兵器」とそのような存在に

核兵器はなりつつありました。

ロシアの極悪業により状況は一変しました。

実際に核兵器の使用がいっきに現実味が

格段に増してきました。

こうなってしまった世界で日本は

核軍縮の為に、保有国と非保有国の橋渡しが

できる、と本気で思っているんでしょうか。


根本的に２つの疑問を持っています。

まず、NPTの体制は設立の理念を保ったまま

機能していますか？・・・です。

最大の理念、目的として順次、核兵器を

減らしていくことになっていますが、

ここ十数年、全くその兆しすらありません。

NPTは「無いよりは有ったほうがマシ」程度の

お約束となってしまっています。

これが小生の印象です。

世界で最も核を保有している国が、

一国のねじ曲がった理想の為に隣国を平気で

攻撃をして、それが思い通りに行かないと

見るや、核使用をチラつかせて脅す。

こんな国やこんな指導者がいる限り、

核を含めた軍縮は無理です。

現状ではNPTにはなんの価値もありません。


２つ目は「保有国と非保有国の橋渡し」

具体的に何ができますか？

何をしようと考えていますか？

言葉やスローガンは美しいですし、

なんとなくやりがいのある仕事のように

聞こえてきますが、実際は何もできません。

お互いに共通の目標が無いですから、

理解し合えるはずがありません。

そんな状況から橋渡しをする事柄が

存在しません。


日本の示す立場は２択しかありません。

１：米国の核の傘の下、抑止力としての

有効性を堅持して、西側諸国の一員として

核兵器を肯定する。


２：核の極悪性、核使用が及ぼす実相を

各国に訴え続ける中で核禁止条約を批准する。

この立場と米国の核の傘の立場を、

それこそ「橋渡し」をすることです。


どうします、どちらを選びます？

さあ、みんなで考えよう！！



８／２　昼ご飯　・そうめん


８／２　晩ご飯　・お粥　・納豆
・モヤシ炒め

毎日、殺人的な暑さが続いています。

そんな中で東北、北陸地方では水害です。

どうなっているんでしょう・・・

では、次回まで、ご機嫌様。

ご自愛くださいませ。