お花見のソメイヨシノ、覚醒剤のアツミケシ

名称を「アツミケシ」です。
ケシは覚醒剤の原料になります。
このケシもそれに該当します。
当然、栽培は禁止です。
当然、犯罪です。
「アツミケシ」　リンク貼っときます。

今年の桜は前年比より遅れて
いましたが、４月に入ってから
桜前線も日々着々と北上を続けています。

開花が遅いと満開までの期間が
短くなるそうです。

週末は満開でお花見が出来るのかなぁ〜
ちょっとお天気が心配ですが・・・

皆さんの街にある土手の桜は、
お花見の人が踏み締めることで、
土手を安定させる効果を狙って
植樹されてはずです。
確かチコちゃんが言ってような・・・

ただ、桜も多くが７０年を超える
樹木も多くなってきました。

当地でも、この時期はお祭りをする
土手の桜も見るも無惨な木が
多くなってきています。

桜の多くはソメイヨシノで寿命が
７０程度と聞いたことがあります。
山桜から品種改良で出来上がった
ソメイヨシノは遺伝的にF１で
タネで種を繋げていくことはできません。

なぜ、花が咲くのか？
多くの草木は盾を作り種を継続していく
ことが唯一の目的です。
しかし、ソメイヨシノは違います。
あれだけ見事に、見ようによっては
狂ったように咲き誇る現状は
自然ではなく、人為的に作り上げた
「花」だからなのかもしれません。

そして、散り始めるとあまりに儚く
短時間でその生涯を終える。
その潔さに戦前、戦中の「日本性」の
象徴とされたのも、悲しい花です。

それを含めてソメイヨシノは自らの
「代」のみを謳歌することで、
その価値を見出している、
稀有な植物です。
また、これだけ愛されて、多く「花見」と
称して愛でられる花も珍しいでしょう。

それが現在は日本人だけではありません。
今の時期のインバウンドのお目当ての
上位に「桜」はあるそうです。
多数の木々が一箇所にあり、
一斉に花を咲かせる、ところは
世界的にもそうは無いそうです。

東京でも有名はスポットはいくつも
ありますが、全国にも至る所にあります。
インバウンドも各地に行っていただき、
地方にもお金を落としていただける、と
ありがたいです。

先にも書きましたが、地方の桜は老木が
増えてきています。
ソメイヨシノは病気に強くはありません。
カビに侵食された元気のない木も
たくさんあります。

管理にもそれなりの資金は必要です。
当地でも桜のお祭りは行われます。
お祭りでの募金活動をしたり、今流行りの
クラウドファンディングを活用したり、と
資金を集めてください。
美しい桜が咲く土手を後世まで
残していって欲しいです。

古いものを壊すのが得意な
岡山市長ですが、
この桜並木を残す案を考えてほしいです。
切に切にお願い致します。


近所の桜です。
ほぼ、満開でした。

今週末は天気は良くないですが、
雨は降らないようです。
ここが絶好の花見です。
皆さん、花見に行きましょう。

では、次回まで、御機嫌様
ご自愛くださいませ

タグ：ソメイヨシノ アツミケシ