原発、新設したらいいんじゃねぇ！！

政府の原子力政策が唐突に何の議論も
なく、真逆とも言える方針転換が
報道されました。

〈引用：news.goo.ne.jp〉

さすがにすんなり受け入れることは
できません。

資源の少ない日本としては原発を手放す
ことは難しい、と考えています。

しかし、脱炭素社会での発電として
安直に「原発」という発想にも
異論をとなえます。

また、現状のような世界的危機の状況下で
不安を煽りながらの議論の形成は
卑怯者の所業、と考えています。

原発へは消極的支持ですが、
問題点はいくつかあります。

□そもそも原発のシステム
　今の日本のシステムではいわゆる
　「核のゴミ」がどんどん溜まる一方で
　その処理方法すら確立されていません。
　国の借金と並んで、後世に残してしまう
　２大負の遺産です。この最大の問題を
　放置することは、そもそも許されません。

□原発の安全性
　一度、事故が起きれば、大きな環境負荷に
　なることは、福島の発電所で多くの人が
　学びました。
　規制委員会による安全基準は以前に比べて
　格段に厳しくなっていますが、
　自然災害が多く、狭い国土の日本での
　避難を含めた真の安全性は
　もっとオープンな議論が必要です。
　また、稼働年数を最長で６０年まで
　延長できる、という基準も何んとなく
　危うさを感じます。古い原発を騙し騙し
　使うより、新しい方が安全な気がします。

□コスト
　「原発はコストが安い」が売りの一つ
　でしたが、この神話は崩れてました。
　太陽光発電に抜かれてしまった・・・

□方針転換のプロセス（今回の）
　参議院選挙前は「大きな方針転換を
　することはない」と、
　公言しておきながら、いきなりの
　真逆の方針転換を｢GX（グリーン
　トランスフォーメーション）実行会議｣
　のような非公開の場で決めてしまった。
　まあ、これもキッシー的といえば
　そうなんですが、やはり大きな方針の
　転換ですので、国会の場で野党の
　ねちっこい質問を経てからの決定が
　最良であることは、言うまでも
　ありません。

原発は小型化等の新しい技術が待たれる
ところですが、なかなか思うようには
進んでいないのが、現状のようです。

原発の安全性を極限まで高めることと、
事故被害を最小限にする為には、
小型化への技術と実用化はマストでは？

ゆっくり時間をかける余裕が、
あまりないので、資金の選択と集中、
強力なリーダーシップが必要ですが、
今の政治を含めた原子力政策の環境では
そのような人材は見当たりません・・・

日本にとって不幸なことです。



９／１　昼ご飯　・つけ麺　・スイカ


９／１　晩ご飯　・ナスの味噌炒め
・インゲンの煮浸し　・ポークステーキ
・ジャガイモの塩昆布和え


９／２　昼ご飯　・ひやむぎ　・スイカ
・玉子豆腐


９／２　晩ご飯　・しらす丼　・味噌汁
・揚げの野菜炒め　・サワラの酒蒸し

朝晩は多少涼しくなりました。
セミの声より虫の声の方が大きく
聞こえるようになりました。
確実に季節は進んでいるんですねぇ。

この時期は夏の疲れが出やすいです。
どうか、お身体、気をつけてください。

では、次回まで、ご機嫌様。
ご自愛くださいませ。