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29年目の阪神淡路大震災の日です。あの日の衝撃は今でも忘れません [日出来]

今日は1月17日です。
29年目の阪神淡路大震災の日です。
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〈引用:朝日新聞デジタル〉
当時は未曾有の大災害と思っていましたが、
後には東日本大地震、熊本地震、今年の
能登半島地震、と日本では安全な
地域はない、と感じます。
また、近い将来、都市直下型地震、
東海沖地震、南海トラフ地震と大災害に
必ずなる大地震は確実に控えています。

能登半島地震では阪神淡路の教訓が
生かされてた、とは言い難い
あまりに悲惨な状態が続いています。
能登半島特有の地形と人口構成などが
重なり合って被害を拡大させたことは
間違い無いですが、あまりの対策の
不備さ加減は目を覆うばかりです。

これからの地方自治体は計画的に
少しづつでも備蓄を増やしたり、
インフラの工事をしていかなければ
ならないのでしょうが、人でも予算も
不足している状況では、人口分布や
都市構成、再構築も含めて
抜本的な見直しが必須となるでしょう。

個人的な備えも当然必要でしょうが、
食料、水等の物資の備蓄はどの家にも
一定以上はなされているとは
思いますが、家が倒壊してしまうような
タイプの地震では、避難と同時に
持ち出すことが出来ない、という
現状も見せつけられました。

やはり、家屋の耐震化が欠かせません。
ただ、お金がかかります。
家の状態にもよりますが、耐震化工事は
基本500万程度はかかるみたいです。
なかなかの大金です。
働き盛りの人がいる家庭ならまだしも、
お年寄りばかりでは、これだけの金額を
負担しての工事はかなり
ハードルは高いです。

小生が暮らしている市でも耐震診断、
補強工事には補助金が出る制度は
ありますが、それでも大きな金額を
負担しなければなりません。
Myhoneyの実家も一応は基準は満たして
いましたが、ギリギリで部分的には
満たしていない箇所もあります。
大きな地震が来れば、ねじれて倒壊の
可能性があることは説明されました。

大きな工事へにお補助金の制度も
重要ですが、もっと安価に直接人命を奪う
一階部分がペシャンコになってしまわない
ようなシステムの開発、導入、啓発を
進めていくべきです。
たとえ、壁にヒビが入っても、
家が傾いても、そこから脱出さえできれば
命は助かります。
家具等の下敷きなら救出の可能性は
より高まります。

「家全体を確実に守る」という概念から
「命だけは確実に守る耐震」という
考え方で、まずは街を強化して、
命を救えるようにしなければなりません。

では、次回まで、御機嫌様。
ご自愛くださいませ。

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