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お前、子供がいないのに少子化対策を批判する資格無し!! [社会系]

『お前も少子化の責任の一端を
になっとるだろう!!』
我が家には子供はいませんので、
そのお叱りは甘んじてお受けします。

本サイトでも少子化については
何度も書いた記憶はあります。
23年が出生数も婚姻数も過去最低に
なってしまった結果を受けて、
またまた少子化関連です。
飽きずにお付き合いください。

shoushika.jpg
〈引用:ハッピーウーマンオンライン〉
結婚をしない、と考えている人も
結婚と子供が直結しない人も
増えてきている結果が出ています。

今年の春闘ではビックリするくらいの
賃上げや就業の好条件の話が
飛び交っています。
しかし、その恩恵を受けるサラリーマンは
1/2以下です。いくら働いても
生活が楽にならない非正規の労働者に
とっては、その景気の良い話題さえも
耳には届いていない、と思います。

こんな状況ですので、異次元の少子化対策の
(異次元とは言わなくなりましたが)
有効性は子作り可能な世帯の
多くても1/2でしかありません。
この有効数の中でこの対策、この政府、
この日本で子供を産み、育てていこう、と
考え直した人がどれほどいるんでしょう。
お金がらみの政策(給付、無償化等)は
子供が既にいる家庭、子供を作る予定の
ある家庭にはありがたいです。
ただ、これから子供を産み育てる決断へと
促す要因にはなりません。

「コスパ」「タイパ」などの効率を
重視する人達にとって、結婚も子育ても
それに反する行為です。

それを覆すには別の価値が必要です。
または、その思想を狂わす「魔法」です。
本来の動物的な子孫を残す本能を
呼び起こす「魔法」です。
これらが少子化対策のキモで本丸です。

現実可能な対策としては
結婚・出産・育児を同じ人が担う、という
古い概念を捨てるべきです。
自民党の保守層が頑なに信仰している
時代遅れの家族像のままでは
子供は増えません。

そもそも結婚しない、できない、と
考えている人が増えています。
それは金銭的な問題だけでは
先の「効率重視」も影響しています。

婚外子を認める。
同性の結婚を認める。
多様なカップルが養子等の実子でない
子供を育てることを認める。
この環境を整える。
このようなパラダイムシフトが必要です。
現状の延長上には解決方法はありません。
保守的な概念を打ち破るために
対応しやすい選択的夫婦別姓から
法制化してみたらどうでしょう。

日本の人口は国土の広さ、資源から
考えると、多すぎると考えています。
人口は国力と言ってもいいです。
国力は労働力でもあります。

日本は生産性の低い国です。
ドイツ並みになれば、もっと日本人は
少なくても問題ないです。
少子化対策の不毛な議論と
無策に血税を使うより、
日本の生産性を上げる方が簡単です。
日本の政治は違った方を
向いていますよねぇ。

とは言っても、子供の多い街は
活気がありますし、明るいです。
子供が欲しい、思ったら
その望みが普通に叶う環境で
あって欲しい、と思います。
こんな社会はどの世代にとっても
暮らしやすいはずです。

今年は2月が1日多いですが、
「2月は逃げる」
あっという間に2月も終わりです。
Myhoneyは「2月はいぬる」って
いいます。「いぬる」って何?

では、次回まで、御機嫌様。
ご自愛くださいませ。

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