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給食のコッペパンは食べられませんでした。 [社会系]

小学校の頃、給食の不味いコッペパンは
食べられなかった・・・

現在、朝日新聞に「完食指導を考える」と
いう特集連載がなされています。
本日(3/22)で4回目です。

「完食」は目的ではなくて、
好き嫌いを無くすための手段のはずです。
ただただ、残さず食べさせるは拷問と
同じです。食べられない物はいくら時間を
かけたところで、
食べられることはありません。
それはその人にとっては「食物」ですら
ありませんから・・・

しかし、「残すこと」への罪悪感、
食品ロスを減らすという
別の視点はあります。

今日、京都大人文科学研究所准教授の
藤原氏の記事にもありましたが、
食べられる人に食べてもらうことで
総量としての「完食」を行なっている
学校等もあるそうです。
それに加えて、少しだけでもいいので
嫌いな物を食べる訓練をするように
できれば、目的にも適った
「完食指導」になります。

小生、給食は小学校時代だけです。
幼稚園だったので、午前中で家に
帰ります。昼食を園で食べることは
よほど特別な状況です。

中学校はお弁当でした。
なぜ、義務教育内で弁当?
またまた、なぜか三角パックの
牛乳が支給されていました。
お弁当は大概、お米です。
お米と牛乳の相性は良いとは
言い難い・・・
どうして、牛乳が出たのか?
まあまあの疑問です。

そんな環境でガキの頃を
過ごしましたので、給食体験は
6年間です。

週に一回(火曜日だったか)
「完食」をしなければならなかったです。
小生の弟(4歳下)世代は米飯の給食が
定着し出した頃でしたが、小生は一度も
米飯給食への遭遇はありません。

小生と同世代の方は覚えておられる方も
多いでしょうが、給食のコッペパンは
非常に不味かった・・・
それもまあまあデカかったです。
半分食べるのは精一杯でした。
当然、「完食」は地獄です。
たまにイチゴジャムがある時は
2/3くらいは食べられました。
マーマレードやマーガリンでは、
無理でした・・・
実は何回もこっそりポケットに
入れた事か・・・(笑
それを下校時に捨てます。
もったいない話です。
9137png.jpeg
〈引用:弁護士ドットコム〉

ある時、見かねた友達が口に入った
パンを牛乳で流し込んだらいいよ、と
強硬に進めるので、試したことが
あります。
口の中で牛乳でグチャグチャになった
パンを飲む混むことができませんでした。
そのまま、トイレに駆け込んで、
吐き出しました。
涙を流しながら教室に帰ったら、
机の上にはアルマイトのバットに
半分のコッペパンがそのままに
なっていました。周りは掃除を
していました。
かなり辛い思い出です。

「完食指導」がトラウマで外食が
出来なくなっている人がいるようです。
小生の体験もまあまあ、エグいとは
思いますが、
トラウマにはなっていません。
小生のようにこっそりパンをポケットに
入れているという逃げ道がないままに
「完食」を強要されているからでは
ないんでしょうか?
小生の行動も実際は先生に
バレていたとは思います。
ただ、それを咎められ、怒られた事は
ありません。

とかく、現代は四角四面で「逃げ道」と
いう余裕がなくなってきていることを
つくづく感じています。

しかし、「好き嫌いなく、残さず食べる」
これも忘れてはならない
美徳であることは、
伝えていかなければなりませんよねぇ〜

久々の長尺でした。
食べ物、食べることに関したは
色々は経験があるはずです。
もったいないお化けは
必ずいます。

残さない
強要しない
美味しく食べる

基本です。

では、次回まで、御機嫌様
ご自愛くださいませ。

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