マイナンバーカードの絶対的有効性を政府は示せ！！

当然と言えば、当然のように
何の波乱なく、第２１１通常国家も
閉会となりました。
まあ、いろい言いたい事はありますが、
少ないなかで波乱の「マイナンバーカード」
について、少しだけ語ってみます。

〈引用：www.nhk.or.jp〉

小生的には、この程度の混乱は想定内です。
大した準備も対策もしないままに、
ポイントで国民の射幸心を煽り、予想通りの
申請期限ギリギリに殺到して行政が
パンク状態にあった事は間違いないです。

現在起きている不備は行政区での入力ミスです。
人為的なミスは起きることを前提に
チャックする機能とミス対策がなされている
ことが、ミスが許されない行政の仕事です。
「まあ、なんとかなるでしょう！」的に
簡単に考えていたとしか思えません。
末端で業務をす市や町の職員さんは、
上からのムリクリな政策をこなす為に
苦労されている事は理解します。
もっと上の方で「マイナンバーカード」を
普及させることに利のある人達の責任を
今回の騒動では、明確にすべきです。

どの担当大臣のコメントもまるで他人事で
心の中では「あいつが悪い」と言っている
ように、聞こえてきます。

今まで何の問題も無かった健康保険証を
何故に「マイナンバーカード」にする
必要があるのか的な論調で物申されて
いる、いわゆる文化人的な方もいますが、
これも全く的外れで、デジタル管理をする
事での行政のスリム化のトレンドは
逆行させる事は出来ませんし、
有効にデジタルを利用していかなければ
ならない事は言うまでもありません。

現在起きている不備はその過程でありがちな
問題とも言えます。
いくら「国に管理されるのは嫌だ！」と
言ってみたところで、日本だけの特殊な
制度でもありませんし、受け入れるしか
方法はありません。だったら、「もっと
安全で信頼できる効率の良いシステムにする」
このことを監視することを強化することが
国民の重要な視点です。

と、まあ、現状での「マイナンバーカード」
騒ぎはそれほど驚きも怒りもありませんが、
その中でもまあ、驚きに値いすることが
２点あります。

まず、カードに紐付けることが可能な
金融機関の口座の名義がカードの名義と
同じでなければならない、と言うことです。
これって、子供の多い家庭は結構大変ですし、
金融機関もほぼ眠っている口座が爆発的に
増えることになります。
また、「マイナンバーカード」には
カタカナのふりがながなく、口座名義人との
照合ができない、言う根本的な設計ミス・・・
この口座の紐付けシステムは明らかに
設計変更をすべきです

もう一つは、保険証との紐付けの入力違いで
本人の保険加入状態が確認できない際に、
１０割請求が1291件もあったことです。
これもそう問いおかしな話で、
現行の保険証が使えなくなるから、
「マイナンバーカード」にしろ！！と
恫喝しておいて、自分たちの不手際を
所有者負担させるって、どう考えても
納得はできません。
また、病院も初診の人ならまだしも、
「常連さん」なら、診察券で個人の状況は
確認できるはずですから、今まで通りの
支払いにする事は、病院の裁量で融通を
きかせるべきです。

まあ、このような温かみのあるアバウトな
対応の余地がないのが、今のデジタルの
欠点です。生成AI的なもっと進化した
システムになれば、変わって
いくのでしょうが・・・

多くの国民が「安全」という面では
漠然とした不安を抱いている中で、
「マイナンバーカード」の信頼を
上げるのは、容易な事ではありません。
いくら、キッシーが「丁寧な説明で、
国民の不安を取り除き、納得して
もらうことが、制度移行の大前提」と
強弁したところで、キッシーの説明に
心から納得する人は限りなく少数でしょう。

システムの総点検には超党派の意見を
取り入れた上での不備の迅速な解消と
チャック機能の構築の有効性を信頼性の
高い形で発表することしか、
今できる事はありません。

小生的にはポイント申請の期限を
延長してほしい・・・です。
それでもポイントは欲しいか！！（笑


６／１８　晩ご飯


６／１９　晩ご飯


６／２０　晩ご飯


６／２１　晩ご飯

短く・・・のつもりでしたが、
ついつい長くなってしまいました。
「これも僕の悪い癖」（杉下右京風）

では、次回まで、ご機嫌様。
ご自愛くださいませ。