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初期対応を正当化する連中は保身の何者でもない [社会系]

能登半島地震から1ヶ月が経ちました。
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〈引用:熊本日日新聞社〉
やっと検証が出来るレベルまでの
情報が明らかになってきています。
先日、NHKを痛烈に初期対応を批判した
朝日新聞でも政府、自衛隊の初期対応の
検証がなされました。
やはりここまでの被害が大きくなった
要因は地域性にあったようです。
致し方ない面も見えてきました。
この大災害を未来への教訓として
どう活用していくのかを、
今後、行政にも各分野の専門家にも
お願いしたいです。

その中で「万全でした」「正しかった」との
言葉を結構偉い人が言っています。
対応の悪さを認めれば、責任を問われる
事態をさせているのかもしれません。
ただ、被害想定も初期の災害認識にも
甘さが合ったことを、それぞれの立場の
人々が認めています。

検証するにあたって、行為や対応を肯定して
しまうと、検証作業の精度が落ちる
危険性があります。
第一に悪かった点、行きとどかなった面を
認めて、改善して、未来への教訓とするのか?
これが最も重要な作業になります。

「適切だった」「問題はない」の発言を
聞くたびに「保身」という印象しか受けません。
現実はそんなくだらない保身を遥かに凌駕する
惨事であることを自認すべきです。

小生が最も驚いたのは避難所の運営の
マニュアルが無いかのような状態の
場所が多いことです。
最低限の人の区別、分別や土足は厳禁、
人の誘導の確保や仕方などの
避難所での共通に適応されるべきルール、
マニュアルはあります。
東日本大震災や熊本大地震の教訓が
全く生かさせていません。
そのようなデータは役所の担当部署には
あったのかもしれませんが、
ほぼ、大きな災害時には役場も職員さんも
被災者です。電気が途絶えれば、
パソコン内に保管されていたデータは
取り出すことができません。

一定の条件を満たす人(団体)が
クラウド上に保存されたデータを
引き出して活用するなんてことは
今の技術では簡単あなことです。
このように多くの人や地域に教訓を
共有できるシステムを構築してください。
それこそAIを活用すれば、
様々な避難所運営をより正しく、
快適な環境を作り出す方法を
導き出してくれるでしょう。

今こそ新しい(AIはそれほど新しくは
無いですが・・・)を
総動員して、必ずやってくる
東海沖、首都直下、南海トラフ等の
大地震に生かされるマニュアルを
誰もが活用できるシステムを構築して
ください。お願いします。

では、次回まで、御機嫌様
ご自愛くださいませ
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