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天皇制を維持するには「女系」を認めるしかありません。 [社会系]

恒例?の日曜フォーラムのパクリ
ブログです。
テーマは「象徴天皇の未来は」です。

05年「有識者会議」座長代理の薗部氏の
短いインタビュー記事は非常に興味深く
拝読させて頂きました。
「女性(女系)天皇を認めるべき」と
進言されている点です。
悠仁親王の誕生により、この最も重要な
議論が立ち消えになっていることを
問題視されていました。

現状の民法の家族制度を皇室に
適応するのは、無理があります。
先出の薗部氏によれば、歴代天皇の
約半数は側室制度に基づく
非嫡出子だそうです。
1人の女性が子供をたくさん産むことが
稀な世の中です。それだけでも
ドキュメントドラマに仕立て上げられる
時代です。恒久的な天皇制を維持する
ためには、皇室、特に天皇に限ってでも
第3夫人くらいまでは認めるべきです。
このような寛容さを含めての
天皇制である、と
国民は納得しなければなりません。

まあ、あまりに下々の生活と
かけ離れていると、「象徴」としての
権威すら危うくなってしまうので、
この制度は無しです・・・

旧皇族の男子を養子に迎える、なんて
バカなことを真剣におっしゃっている
知識人もいらっしゃいます。
「万世一系」なんて歴史的にも
明確には証明できません。
ほぼ、都市伝説に囚われていることが
ちゃんちゃらおかしいです。
その根拠を列挙すると、明日になりそう
なので、今回はやめます。
唯一の拠り所は系譜(家系図)しか
ありません。そんなもの当時のそれを
作成した人の
言ったもん勝ち。
やったもん勝ち。  です。

現在から未来に向けて天皇制を維持して
行くためには「女系」を認めるしか
ありません。
それに伴い女性皇族が結婚後も
皇室に残り、その方々のお子様が
年齢の高い順に継承して
頂くしかありません。

現在、女性皇族は5人おられます。
ただ、これからの議論、という
制約を加味すれば、愛子さまと佳子様と
させて頂きます。
当然、男女を問わず王位を
継承できますので、「男子を産む」という
世の中の謂れのないプレッシャーは
少しは軽減されるはず・・・?? です。

現状では近い将来「天皇」がいなくなる
可能性が高いです。
悠仁親王は17歳と若く「お子様ができる」
未来が想像できません。
Prince_Hisahito_of_Akishino_20201130.jpg
〈引用:ウィキペディア(Wikipedia)〉
中継的に秋篠宮殿下が即位されたとしても
ご結婚のハードルはかなり高く、
妃のご懐妊まではエベレストくらいの
壁の高さです。
もし、我が娘(小生には子供はいませんが)
が悠仁親王と結構する、と言ったら
全力反対します。
天皇制への賛成と維持を望んでいる小生でも
総論賛成各論反対な立場になります。
当事者の女性はあまりにコスパの悪さに
はなから「ムリ」な感じでしょう。

それでの現状を直しれば、かなり急いだ
議論が必要です。
その先導の役目をする内閣がこの体たらく。
ただ、早くしないと「出口」がどんどん
狭くなってしまうのは専門家の方々は
認識されているはずです。
発言力のある某教授が世論を巻き込む
強いムーブメントを起こしてください。

色々書きましたが、天皇制には賛成です。
現上皇様の行動を拝見して
強く確信しました。
「日本人には天皇が必要」です。
ただそれは男子ではありません。
都市伝説の万世一系でもありません。
もっと柔軟なその時代に適した
「天皇」はあるはずです。

では、次回まで、御機嫌様。
ご自愛下さいませ。


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