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「記憶にございません」は小佐野賢治氏へのオマージュです ー盛山文科相ー [政治系]

「記憶にございません」
懐かしさえ感じます。
ロッキード事件での小佐野賢治氏の
証人喚問で答弁でした。
たしか、流行語にもノミネート
されたはずです。

人の記憶は意外と都合よくできていて
「忘れたい」「思い出したくない」を
キーワードに記憶を封印することが
できます。意識、無意識に関わらずです。
しかし、何かの拍子にフラッシュバックの
ように思い出してしまうことは
多々あります。
写真はその引き金になりやすいです。
観た瞬間に芋づる式に周辺の記憶も含めて
蘇ってきたりします。

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〈引用:読売新聞オンライン〉
盛山文科相は世界平和統一家庭連合
(旧統一教会)の関連団体との関わりを
本当に忘れていたんでしょう。
選挙前は自薦他薦で多くの個人、団体に
面会しているはずです。
最初に訊かれて際の
「記憶にございません」は
本心だったはずです。
後に写真の存在が明らかになりました。
「薄々思い出してきた」みたいな
答弁をされましたが、これは嘘です。
思い出したとすれば、
場面が切り替わるように
思い出しているはずです。
「政策協定(推薦確認書)」への署名も
問題になっています。
選挙前には200通レベルで書類に
署名をするそうでしす。
中身なんかいちいち精査している
暇はないはずです。
その上「忘却の箱」に入れている事柄です。
思い出せなくて当然です。
しかし、写真を見た後はきっちり
思い出しています。確実に・・・

灘高から東大法学部へ進まれている
超秀才は記憶のインプットにも
アウトプットにも長けているはずです。
思い出した際に「写真を見ておおまかな
事実を思い出しました」と丁寧に
答弁されていたら、何の問題も
なかったはずですが・・・

超秀才でも全ての事象に100%正解を
出すことができない、という当たり前を
再確認しました。

ご本人は忘れていたとしても
秘書は覚えているはずです。
記録を残しているはずです。
それは次期の選挙でも支援してもらう
必要があるからです。
応援してくれた全ての個人・団体に
前回同様に、できれらばそれ以上の
支援をこちらからお願いするのが
第一の仕事だからです。

盛山文科相は教育行政のトップです。
子供の感覚では校長先生より随分
偉い人です。その人の
「忘れました」
「記憶にございません」
「うすうす思い出しました」
「そうかもしれません」
「否定できません」
「脳に霧が掛かってような」
「その時の記憶だけバッサリ・・・」
「ソーメンの薬味に茗荷をたくさん
入れたもので・・・」
ここまで間抜けな事は言ってないか!?

このような発言(答弁)を親御さんは
子供に見せることはできないでしょう。
ましてや「校長先生より随分偉い
なんですよ」なんて言えませんよねぇ

教育行政の長として最低でも
親が子供に見せられる答弁を
心掛けてください。
まあ、キッシーを含めて、
まともな質疑応答になっていない
国会は見せたくはないですけど・・・

では、次回まで、御機嫌様。
ご自愛下さいませ。

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